|
|
|
まだ固い蕾の梅、寒風にたおやかに揺れる水仙が迎えてくれました。 |
この名称は、この地にあった藩校「好古堂」に因んでいます。 |
「御屋敷の庭」
本園最大の庭です。この辺りは高尾太夫を落籍し住まわせたという御屋敷の跡。なにやら色っぽい・・? |
|
|
|
すぐ横に、活水軒(レストラン)発見。そろそろランチタイム。 |
「御屋敷の庭」を眺めながらの食事。小さな滝の音が心地よい。 |
おすすめは穴子料理・・と言われましても、くいだおれの街からきたおばちゃんは、「まあまあ・・これが目的ではありませんから」と、つぶやく。 |
|
|
|
活水軒を出て、瀬戸内海をイメージした大池に架かった渡り廊下に進みます。 |
左を見れば幾重にも連なる段を水がすべり落ちる滝の姿。音が華やかに響く。 |
右の彼方には大滝。深山幽谷の流れの趣。大池には、お行儀の良い錦鯉が悠然と彩りを添えています。 |
|
|
|
大池を、渡り廊下の反対側から展望しました。右手に見える建物は名月を愛でる建物、潮音斎。 |
「御屋敷の庭」の隅に、低いけれど堂々とした、ちょっと変わった石灯籠を見つけました。 |
次の「流れの平庭」に行くため、門を出て、土塀に沿って進みます。 |
|
|
|
「流れの平庭」
水の流れがゆったりとしています。葉を落とした枝を通して春浅い陽射しが庭を明るくしています。 |
うまく傾斜がつけられているのでしょう。流れが円を描く様にサラサラ動きます。人もまばらな園内に庭師の方々が忙しく働いておられました。 |
「茶の庭」
土塀に沿って行くと、また門があり、そこが入り口。茶室「双樹庵」を中心に飛び石やつくばい等が配置された庭園です。 |
|
|
|
茶室「双樹庵」の入り口。ガラガラと開けると、「どうぞ奥へ!」とにかく明るい!玄関には咲き初めた紅梅。 |
御抹茶と蓬のお菓子。「寒いのに、よくお越しくださいました」と。優しい笑顔にホット温まる。 |
「築山池泉の庭」
飛び石をたどれば、典型的な日本庭園を感じます。池には亀と鶴を模した岩島があり四阿が風情を漂わせます。 |
|
|
|
「竹の庭」
15種類の竹類を植栽した庭園。竹も冬枯れて寂しい。奥に見えるのは、四阿「聞竹亭」。八角の和傘をイメージしています。 |
庭を囲む土塀が、かつての通路跡に再現されています。土塀の先に、次はどんな庭園が見られるのか、ワクワクしてきます。この風景、時代劇の撮影に使われるのも、納得できます。 |
古地図。西側の赤線で囲まれた三角形の地域が、現在の「好古園」。通路跡・御屋敷跡が生かされているのが解ります。
北東にあるのが、姫路城です。 |